K2へ登る志の如く

しがないもの書きの、サイト更新の詳細情報を兼ねた日記

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名探偵夢水清志郎事件ノート 卒業〜開かずの教室を開けるとき〜

 最終巻です。どうも最終巻という響きに違和感を感じてしまう。ここ数年出版頻度が著しく低下していたことを考えると編集側に切られたとか他が忙しくて継続できなくなったのではないかとさえ思ってしまうのだけども、真相は闇の中。ともかく、お疲れ様です。
 このシリーズを最初に買ったのは小学校2年か3年の時くらいだったと思う。風邪をひいて隣町の病院へ行き受付だけして呼ばれるのを待っている間に本屋へ行って買った本がこれ(つまり「そして5人はいなくなる」)。既にいくつか刊行していたシリーズを読み終わる度に続きを買っていたと思う。本そのものはそれ以前から青い鳥文庫などで読んでいたけども、恐らく読書そのものを進んでするようになったのはこのシリーズがきっかけだったと思う(思う、というのはもはや記憶があやふやだからなわけだが……)。そういうわけで思い入れは深い。まあ、それももう終わってしまうわけですね。